食彩の王国 2017年5月の放送

食彩の王国 2017年5月の放送

薬師丸ひろ子が行く「もてなし宿の食材物語」。映画・舞台・ドラマ・歌番組以外、テレビにはほとんど露出がない薬師丸さんですが、スペシャルに登場しました。
今回は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島の温泉宿
「島宿 真里」が舞台です。宿の佇まいは、醤油蔵の梁や柱、樽の古材を随所に取り入れたレトロ・モダン。囲炉裏がある母屋は国の登録有形文化財に指定されています。
人気の秘密は、なんといっても宿の主人・眞渡康之さん(52歳)が作る、厳選した島の食材を使った和風創作料理。
小豆島は温暖な気候で、多彩な海の幸、オリーブ栽培や素麺作り、醤油醸造、ごま油製造などが盛んです。
島の民宿に生まれ育った眞渡さんは、遠方からの客人をもてなすために島らしい料理を探求し続けてきました。
江戸時代、大阪城の石垣の巨岩を供給した小豆島には、諸国の石工たちが様々な食文化をもたらしました。
また、第一次大戦後には、北洋で大量に取れるようになった魚を保存するために必要になったあるものなど、食材には歴史が隠されています。
今回、薬師丸さんと共に改めて食材の物語をひも解き、創作料理を楽しんでいただきました。
(土橋正道)

語り

薬師丸ひろ子

放送予定

    O.A.  テーマ      担当ディレクター 
#678 5月 6日 東京湾の貝     ※VIVIA制作
#679 5月13日 鰆         徳丸あす香 
#680 5月20日 じゃがいも     ※VIVIA制作
#681 5月27日 房総半島の食材物語 細村舞衣

5月のテレビマンユニオン 担当回は・・・ 

#679 鰆
桜舞う、春の岡山。この季節に欠かせない魚が何を隠そう、鰆です。
読んで字のごとく、魚編に春と書く鰆は正に今が旬!
産卵のために瀬戸内海へ流れ込んでくる鰆は脂の乗った身はもちろんのこと、白子や真子をたっぷりと蓄え余すところがありません。
今回は、江戸時代から続く伝統の流し刺し網漁に密着。一本、一本丁寧に引き揚げる、その訳は? さらに時の権力者が一汁一菜のお触れを出した、その結果、生まれた「ばら寿司」の秘密に迫ります。
(間宮圭次郎)

#681 房総半島の食材物語
千葉に住んで30年余り・・・。まさか、こんな日が来るなんて(涙)。
食彩の王国、今回のテーマは“房総半島の食材物語”。千葉なのに「東京ディズニーランド」、千葉なのに「東京ドイツ村」。一体、千葉のアイデンティティって何!?誇るべきモノは何かないのか・・・。そんな悩める千葉県民に是非とも見ていただきたい今作。
ピーナッツや梨ばかりじゃない。
伊勢えびに醤油だってありますよ!きっとあなたの知らない、千葉の魅力に出会えます。
(間宮圭次郎)

プロデューサー

土橋正道

アシスタントプロデューサー

平田早季

ディレクター

田中由美
細村舞衣
橋村知曉
前夷里枝
植田裕久
河野あや子
永田暁児  
橋本倫  
阿部賢実 
岸元美江
徳丸あす香
鴨下満

リサーチ

北口由子

アシスタントディレクター

鴨下満
間宮圭次郎
島越翔平