食彩の王国 2020年12月の放送

食彩の王国 2020年12月の放送

18年目の「ガッツ」
 「食彩の王国」は、この10月から放送18年目に入った。語りに薬師丸ひろ子さんというカリスマを戴いて、すっかり土曜あさの番組として定着した感がある。番組を支えてくださっている視聴者や関係者に、心からの感謝を捧げたい。私事だが、いつの間にか古希を迎えた。本来は数え年で祝うものだが、1年でも先に延ばしたいという思いで、今年と言い張ったのだ。家族や友人、仕事仲間にも祝ってもらって嬉しい限りだが、「思えば遠くへきたもんだ」(中原中也 頑是ない歌より)という感慨もある。幸いなことにクリエイターには定年はない。才能と組織力が上回る間は、何するものぞというガッツもある。仲間と共に切り拓いて来た道を、後進に手渡していく準備もしなければなるまい。まだまだ、前を向いて突っ走ろう。アクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニに突っ込むようなことがないことを祈って。
(土橋正道)

DVD「食彩の王国 日本の四季」
ポニーキャニオンより好評発売中!
(C)2019テレビ朝日・テレビマンユニオン・テレビ朝日映像

語り

薬師丸ひろ子

放送予定

    O.A.   テーマ     担当ディレクター 
#860 12月 5日 豆腐       ※VIVIA
#861 12月12日 生姜       河野あや子    
#862 12月19日 越前ガニ     ※VIVIA

2020年12月のテレビマンユニオン担当回は・・・

#861 生姜
木枯しの吹く季節に、身体をポカポカに温めてくれる、生姜。
今、人気の生姜フルコースの店で思いがけない生姜の使い方に出会います。東南アジアが原産地で、大規模な栽培がされるようになったのは100年ほど前のこと。千葉県八街市は、生姜の一大産地になりました。父の死をきっかけに、難しいと言われる生姜の栽培に取り組むのは元サラリーマン。新米しょうが農家の奮闘に迫ります!
とれたてホヤホヤの「新しょうが」と、土の中などで寝かせた「根しょうが」は香りや食感が異なります。珍しい生姜専門店の驚きの知恵とは!?生姜の特徴を生かした、簡単な家庭レシピも紹介します!さらに、フレンチの名店「銀座レカン」で修行したシェフが作る至極の一皿には、意外なものが使われていました!
(永作 潤)

プロデューサー

土橋正道

アシスタントプロデューサー

平田早季

ディレクター

伊藤浩子  木村麻衣子 植田裕久 
河野あや子 田中由美  橋村知曉 
橋本 倫  土井晴美

アシスタントディレクター

藤原綾子 永作 潤 上浪 栞