主にディレクター/たまにプロデューサー 阿部 修英
2005年テレビマンユニオン参加。
NHK「NHKスペシャル」、Eテレ「日曜美術館」、TBS「世界ふしぎ発見!」、フジテレビ「ニュースのゲンテン」、テレビ朝日「天空のロストワールド」、NHKBSP「中国王朝シリーズ」、BS朝日「英雄の育て方」、NHKWORLD「A is AsiA」など企画演出
現在 NHKBSP「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」演出
NHKBS1「ダーウィンの海」総合演出・プロデュース
“組織の一員でありたい人ではなく「ご縁」を求める人に逢いたい”
どんな時空を超えた場所でも自分ゴトとして捉える表現力の塊
濱田岳さん。
8万冊の書を全て暗唱 「歩く中国史」と化した台北故宮博物院
曽記剛さん。
弟マイケルのとびきりの魅力を話してくれたジャクソン5
ジャッキー・ジャクソンさん。
悪女や奇才の奥の奥の秘めた素顔を掴み取る感受性の権化
戸田恵梨香さん。
電気紙芝居と揶揄されたテレビをご成婚生中継で逆転した先輩
鈴木茂夫さん。
選ばれし天才の宿命を引退後も説く氷上の皇帝
エフゲニー・プルシェンコさん。
20世紀最大の発見「兵馬俑」をクワ1本で掘り出した農民
楊志発さん。
WE ARE THE WORLDで世界をつないだ歌手
ハリー・ベラフォンテさん。
日本のローカリティを世界のビジネスの荒波に注ぎ込む経営者
星野佳路さん。
どれ程多忙でも手加減無用 フルスロットルで未来を紡ぐ科学者
落合陽一さん。
・・・みんな、テレビマンユニオンに参加しなければまず逢えなかった、もし逢えたとしてもだいぶ遠回りしなけりゃ逢えなかっただろう、僕の大切なご縁ある人々。僕がここで作品を紡いで来たメリットはこの「ご縁への近道」という事に尽きます。
ギャラは年功不問の出来高。組織内の「出世」に責任こそあれメリットはほぼ無く、本当の「出世」とは濃いメンツと濃い「縁」を築き、濃い現場に立ち、濃い作品を世に送り、それが又新たな「縁」を築いていくことを意味する弊社。
“企画が書けない”“企画が通らない”などと陳腐な不満をたれるヒマは無く、はじかれてはじかれ続けるうちに差し出される「手」を必死に掴むような日々の連続ですが、そうして自分から掴んだ手(=ご縁)の数を数えると、自分が千手観音の幼生かのように錯覚できる——だからこそ「これは超大変そうだな…」と思っても「まだ見ぬご縁が得られるから」とのめり込んでしまう日々を過ごしています。
古式ゆかしき年功序列や学歴社会が崩れ、誰とどうつながっているかがその人の評価を見定めるようになっている、なんて言われるいま、組織の上下関係より縁の有無を重視する弊社は、現状、意外とアップトゥデートした場所なのかも知れません。共感してくれる方を待っています。ご縁がありますように。