ディレクター 蜂谷 時紀
2014年テレビマンユニオン参加。ADで「先輩ROCKYOU!」、「さまぁ~ずの世界のすげぇにツイテッタ~」、「仮説コレクターZ」などバラエティ。現在「ザ・ノンフィクション」などドキュメンタリー企画制作中
結婚を目前にした彼女にフラれ、
突然、家の中がカラッポになった。
逆に体の中が10kg賑やかになり、
ぽっちゃりキャラが板に付いてきた。
飲み過ぎて目がさめると、大きい紙パンツをはかされて寝ていた…
入社してから、仕事でもプライベートでも失敗し、失い続けた初めの2年間。 目の前の楽しさに夢中になってしまう自分の悪いところが全面的に出た。
他人の失敗は面白い。
自分はできるだけ失敗したくないと思うのが普通だと思います。
でも失敗しなければ成長しないのも事実だと今は感じます。
頭が悪く、体を先に突っ込んでヤブヘビだらけ。
地雷を踏みまくっている私でも生きていける環境があるという幸せ。
しかし、この会社の上の人達を見ていると、
自分が体感している失敗や楽しさなんて微々たる所業。
昔々、テレビは面白かったし、お金もあって、何でも許されたそうです。
タギりますよね?燃えますよね?
自分の生きる時代を1番おもしろくしたいのは皆さんも同じなのではないでしょうか。
子供のころからテレビが大好きで、テレビの前に座っているだけではオモシロを取りこぼしている気がして、業界に入ってみました。
今では、正解だったのか間違いだったのかは、もうわかりません。
僕の入社前と後の1番の勘違いは、テレビマンユニオンは頭が硬いと思っていたところでした。思いがあれば、何でもやらせてくれます。嫌な顔をしながら相談にも乗ってくれます。(みんなシャイだから)いい大人がオモシロを届けるためにケンカしたり、おじいちゃんが未だにロケに行く会社。
みんなヤミツキ。人間的にどうしようもないところがあっても、オモシロには一切妥協しない。みんな自分のことを育ち盛りだと思っている、迷惑な話だ。
退屈嫌いでちょっと自己中心的でも大丈夫。
私は今が5年前よりも楽しい。