音楽事業部

音楽事業部

 テレビマンユニオンは、ヘルベルト・フォン・カラヤン、朝比奈隆、小澤征爾のドキュメンタリーや「オーケストラがやって来た」など、多くの音楽番組を手がけてきました。その経験を礎に、1986年サントリーホール・オープニングシリーズをプロデュース。以後1987年から十余年にわたりカザルスホールの主催公演の企画と制作を担当、舞台制作にも参加するようになりました。
 制作会社ならではの自由な発想をもとに、レギュラー企画、海外演奏家の招聘、アーティスト・マネジメント、公演マネジメント、公演プロデュース、さらには、オペラDVD&メイキング制作、式典音楽プロデュース(1998年長野冬季オリンピック、2001年秋田ワールドゲームス、2003年全国植樹祭)など、「音楽」を基点にあらゆるジャンルの企画・制作業務を行っています。(写真:「ヴィオラスペース公演より」)


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ヴィオラスペース2024 vol.32

 ヴィオラスペースの一環として3年に一度開催の〈東京国際ヴィオラコンクール〉の第6回の出場者募集が2月より全世界へ向けて発信されました。前回第5回(2022年)の入賞者が来る5月、再来日を予定しています。まず、第1位のハヤン・パク(韓国)が5月17日&18日愛知県立芸術劇場での名古屋フィルハーモニー交響楽団第523回定期演奏会で、イギリスの気鋭アンガス・ウェブスターの指揮でウォルトンのヴィオラ協奏曲の独奏を務めます。奇しくも両同日、東京オペラシティとミューザ川崎での東京交響楽団の演奏会で、第3位のサオ・スレーズ・ラリヴィエール(フランス)が、同団の音楽監督のジョナサン・ノットの指揮の下、酒井健治のヴィオラ協奏曲《ヒストリア》のソリストに抜擢されました。
 この若きタレント2人を迎えつつ、今年のヴィオラスペースは新体制でスタートします。プログラミング・ディレクターの任を新たにNHK交響楽団首席の佐々木亮さんに託しました。名門ジュリアード音楽院に留学し11年間アメリカに学んだ佐々木さんが選んだテーマは「アメリカン・ドリーム!」。19−20世紀多くの音楽家がアメリカに渡り、音楽文化の発展に注力し、その水準を世界的レヴェルまでに引き上げました。ドヴォルザークが交響曲「新世界より」や弦楽四重奏曲「アメリカ」を生み出したのはご存じの通り。ヴィオラならではの視点でアメリカで生まれ、育まれた秀作をご紹介します。
(山本生子)




第6回東京国際ヴィオラコンクール

ヴィオラスペース2025 vol.33
第6回東京国際ヴィオラコンクール
出場者募集中!(https://tivc.jp/)
開催期間:2025年5月23日(金)~2025年6月1日(日)
会場:紀尾井ホール、桐朋学園大学

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