特別番組「ココ・シャネル 奇跡の復活 ~逆境からのカムバックに松下奈緒が迫る~」
「人生がわかるのは、逆境の時よ。」
「シャネルはあらゆるものを変えつつある。
71歳にして、シャネルはスタイル以上のものをもたらしたのだ。即ち革命を」
1954年、米雑誌ライフ
「女性たちに、自由と強さを!」
古い価値観から女性たちを解放した、
20世紀を代表する
偉大なファッションデザイナー、ココ・シャネル。
世界を変えたモードの創造の秘密とは?
1954年、シャネル71歳。
世界に衝撃を与えた劇的な復活の一年にスポットを当て、
シャネルの美の革命はいかにして起きたのか、
現代に受け継がれた創造の現場から解き明かす。
その時、シャネルが目指した女性たちの革命と、
猛烈に働き生きたシャネルの創造の秘密が明らかになる。
見どころ①
ココ・シャネル、伝説のアパートメントに松下奈緒、入室!
カンボン通り31番地、シャネル伝説のアパートメントは、本店オートクチュールサロンの上階に、そのままの状態で保存されています。そこには、生前のシャネルが愛した様々な身の回りのものたち、そして美しい宝物のようなコレクションの数々が。8双もの中国製コロマンデル屏風には、急死した恋人アーサー・カペルとの愛の暮らしの思い出が、ラガーフェルドがオークションで取り戻したアームチェアーには、戦前の恋と苦しみの記憶が、刻まれています。
部屋に散りばめられた麦の穂のモチーフは、シャネルの幸運のお守り。麦穂は真鍮のブーケや、金のテーブルの脚部になり、ダリがシャネルに贈った絵の中にも描かれています。麦穂に込められたシャネルの想いとは?
シャネルの様々な謎が秘められ、劇的な復活後に偉大な言葉の数々を生んだ伝説の現場、アパートメントを松下奈緒がレポート、シャネルの人生に迫ります。
見どころ②
シャネルが拘り、現代に受け継がれた手仕事の職人工房取材
シャネルオートクチュールの特別な魅力、それが、数々の魅惑的な手仕事の職人技です。その伝統は現代のシャネルブランドにもしっかりと受け継がれ、刺繍、羽飾り、コスチュームジュエリー、手袋、フラワーアレンジメント等、様々な手仕事が守られ生き続けています。
特別な職人たちが生み出す美に、シャネルが目指し、受け継がれてきた美の技と精神を探ります。
出演・語り・テーマ曲 松下奈緒
----------------------------
演出・プロデュース 村田吉廣
撮影 笠井知彰
VE オリヴィエ・グレコ
ヘアメイク 米澤和彦
スタイリスト 佐藤美仁子
アーティスト・スタッフ 井上まゆこ(JIP)
コーディネーター 木村ひろみ
リサーチ・構成 冨田紀子
AD 前夷里枝
松山紀惠
企画協力 稲村甲一(JIP)
プロデューサー 大平道春(BS日テレ)
編成 田尻涼(BS日テレ)