前年のアカデミー賞全受賞作を一挙法オスすることになったWOWOW。ある日、映画部Oさんより「授賞式を中継する3月に、短編部門の受賞作も揃えて完全なる全受賞作を一挙放送しようと思っている」と連絡が。・・・ということで、今年もオスカーに輝いた短編映画の放送にご協力させて頂きました。

短編ドキュメンタリー部門『イノセンテの描く未来（原題：Inocente）』は、カリフォルニアで家族とホームレス生活を送りながらも、アーティストになる夢を持ち続ける15歳の少女を追った作品。

短編実写部門『リッチ―との一日（原題：Curfew）』は、人生に絶望した男が、何年も絶縁されていた妹とその娘との再会を通じて、小さな希望を見つける心温まるドラマ。長編映画版も完成し、2014年のサンダンス映画祭で公式上映された。
（大野留美）

※写真は『リッチ―との一日』より。