大反響の元旦SPに登場した、ウオンテッドリーの仲暁子さんんが、５月６月と２回連続の登場です。
　「作ることが、好き」という器量人。「作る」ものはマンガだろうが、ウェブサービスだろうが、会社のスタートアップだろうが、なんでもやってみる！というのが凄い。
　ペンで書こうが、プログラミングをしようが、仲間を組織しようが、「作る」ときの手ごたえみたいなものが楽しくて仕方ないらしいのです。
　逆に興味がないというのが、単なる「アイディア」や「目標」・・・つまり、具体的に「実行」「成立」しないビジョンは要らないというのです。
　それは単なる「挑戦」とか「現場主義」とも違うようです。今の社会の中で、「作れる＝成立する」ように、考え抜くこと。だから夢中になるのであって、「何も考えずに、作るのに没頭したい」という古風なモチベーションとも違うのです。
　そんな仲さんに「会社との付き合い方」というテーマで相談すると「私、ゴールドマンサックスになじめず辞めたので、このテーマとは逆かも」とのこと。「いいんです。逆にいいんです」と強引にお誘いしました。
　「作る」手ごたえが楽しくて仕方ない・・・この働く時の感覚こそ「目標」よりも「スキルアップ」よりも大切な「キャリア」そのものの本質かもしれません。楽しい回になりそうです。
（高橋才也）