子供たちに残したい 美しい日本のうた 2017冬から春へ
「たきび」「うれしいひまなつり」「仰げば尊し」…そんな童謡や唱歌を聞くと、たとえば一緒に歌った友だちのこと、まわりの情景、ぬくもり、時には においまでも 鮮やかに思い出すことがありませんか。たったひとつの歌が、とおい思い出をひも解くのですから、歌はほんとうに不思議です。
そんな歌の魅力を「うたのふるさと」を訪ね、そこに暮らす方々に歌っていただくことにしました。たとえば「たきび」なら、作詞をした巽聖歌が日々散歩をしていた武蔵野の面影をいまも残す東京中野へ。歌にうたわれた風景を探します。うれしかったのは、地元の皆さんが、自分たちのもっとも大切な歌として、そうした童謡を歌い継いでいること。すてきです。これも歌のもつ不思議な魅力かも知れません。 (中村哲夫)
出演
千住 明(作曲家)/音楽アドバイザー
びわ湖ホール声楽アンサンブル
全国のアマチュア・コーラスの皆さん
語り
小宮悦子
ディレクター
佐々木憲
阿部賢実
撮影
西 徹
伊藤加菜子
スタッフ
大澤恵稔
プロデューサー
中村哲夫
GP
加藤義人