Zero Waste Life 2022年10月

Zero Waste Life 2022年10月

日本には昔からあらゆるものには大切な「命」があり、その「命を最後まで生かしきる」という思想が連綿と息づいてきた。それはモノの命を慈しむ、まさに「捨てない暮らし」そのもの。モノの命を慈しみながら暮らしを楽しむ人々の素晴らしさを世界に向けて伝える15分番組

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この秋に晴れてDデビューするのが、中国・洛陽出身の潘志揚(パン・ジーアン)。番組開始以来ADとして、制作を底支えしてきてくれました。おおらかで大陸的なムードを醸す彼がロケ現場にいるとスタッフみんなが和む、という人徳の持ち主です。初演出の青森の廃棄スケボーが転生する物語は、11月に完成予定。見てください!
三田豊

今月の放送

英語版 ナレーション ガイ・ペリマン

10月7日(金)前10:45~11:00ほか
♯25 Folk House 2: The Gift of Spring 島根再生古民家・春篇 春来りなば 夢遠からじ(再放送)
松場登美さんが200年以上前の武家屋敷を生まれ変わらせた古民家宿。宿泊客に春の訪れを感じてもらうため、松場さんは筍を振る舞ったり、花を廃品の乳母車に生けたりなど、様々な趣向を凝らす。楽しみながらモノを大切にすること──それが松場さんの考える、本当の豊かな暮らしだ。

10月14日(金)前10:45~11:00ほか 
♯22 Eatery Happiness Exchange おすそわけ食堂(再放送)
陶山智美さんが営む食堂は、材料に使う野菜の多くが近隣農家からのおすそわけ。受け取るのは規格外の野菜で、色が褪せていたり形が歪だったりするが、味や栄養面は申し分ない。最大のメリットは原価が低く抑えられるため、お客さんにも低価格で食事が提供できるということだ。

10月21日(金)前10:45~11:00ほか 
♯30 Good Shoes Never Die 靴の思い出を未来へ 
横浜の商店街の一角にある、靴の修理店。店主の村上塁さんが手がけるのは、他店で修理を断られた損傷の激しい靴ばかり。村上さんはお客さんの気持ちを汲み取って、丁寧に修理する。元の風合いを残すことも忘れない。大切にしているのは靴だけでなく、お客さんの思い出だからだ。

10月28日(金)前10:45~11:00ほか 
♯31 Loaves of Light 輝き続けるパン
神戸で売れ残って廃棄せざるをえないロスパンを今までにない形で再利用している、森田優希子さん。中にLEDライトを設置し、表面に防腐加工を施すことで、パンが長期的に使えるランプになる。「食べることはできなくなっても、生き物としての魅力を光らせることはできる」──輝き続けるパンは、森田さんの愛情の証だ。


※この番組は放送終了後も、ビデオオンデマンド(外部サイト)でご覧いただけます。

音楽

笠松泰洋

音響効果

岡林亜実

ディレクター

浅野直広(#25)
中川奈津子(#22)
千切谷知子(#30)
岡崎ひかり(#31)

AD

潘志揚

プロデューサー

琢磨修一

プロデューサー

琢磨修一