Zero Waste Life 2022年11月

Zero Waste Life 2022年11月

日本には昔からあらゆるものには大切な「命」があり、その「命を最後まで生かしきる」という思想が連綿と息づいてきた。それはモノの命を慈しむ、まさに「捨てない暮らし」そのもの。モノの命を慈しみながら暮らしを楽しむ人々の素晴らしさを世界に向けて伝える15分番組

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この秋に晴れてDデビューするのが、中国・洛陽出身の潘志揚(パン・ジーアン)。番組開始以来ADとして、制作を底支えしてきてくれました。おおらかで大陸的なムードを醸す彼がロケ現場にいるとスタッフみんなが和む、という人徳の持ち主です。初演出の青森の廃棄スケボーが転生する物語は、11月に完成予定。見てください!
三田豊

今月の放送

英語版 ナレーション ガイ・ペリマン

11月4日(金)前10:45~11:00ほか
♯23 Handmade Green Living  里山の手作り暮らし(再放送)
高知の山里に住みながら、個性的な服やバッグを制作する早川ユミさん。制作工程で出た切れ端は捨てずに、切れ端同士を繋ぎ合わせて新しい作品にする。そんな彼女は自給自足に近い生活を営み、生ごみは堆肥にしている。布も作物も、なるべく捨てない。最後の最後まで使い切る──それが早川さんの生き方だ。

11月11日(金)前10:45~11:00ほか
#24 Jeans Genie ジーンズの魔法使い(再放送)
ジーンズは世界中で親しまれている反面、廃棄される量も多い衣類のひとつ。河原拓也 さんは捨てられたジーンズをリメイクし、味わい深い新作アイテムへと生まれ変わらせてきた。傷んだ部分を上手くいかしてお洒落に仕上げたり、異なる風合いのジーンズを組み合わせたりなど、その独特のセンスが人気を博している。河原さんにとって欠かせない仕事のパートナーが山澤亮治さん。海外から廃棄ジーンズを買い付けてくるのが彼の仕事だ。二人は大のジーンズ好き。だからこそ、ゴミとなったジーンズを救出し、輝かせることに力を注げるのだ。

11月18日(金)前10:45~11:00ほか
#32 Old Decks, New Tricks 廃棄スケートボードがクールに復活
世界的に人気のスケートボード。だが板が傷んでしまうと、廃棄せざるをえない。そんな使用済みの板を蘇らせているのが、青森・八戸の木工職人の穴久保優さんだ。ボロボロの板から、カラフルでクールな文房具やアクセサリーを作る。断腸の思いで板を手放した
・・・持ち主のそんな気持ちに寄り添いながら仕事をする穴久保さん。彼自身も、熱心なスケートボード愛好家だ。

11月25日(金)前10:45~11:00ほか
#33 Subway Bag 地下鉄バッグ
地下鉄車両は40年ほどで耐用年数を迎え、大部分がスクラップされてしまう。デザイナーの高山勝己さんと鞄職人の篠田英志さんは、車両の部品を再利用したショルダーバッグを作り上げた。このバッグは大人が肩から掛けると、ちょうど吊り革の輪が子供の背の高さにくる。吊り革を掴みたいけど届かない…そんな子供たちの願いを叶える、夢のバッグなのだ。

※この番組は放送終了後も、ビデオオンデマンド(外部サイト)でご覧いただけます。

音楽

笠松泰洋

音響効果

岡林亜実

ディレクター

中川奈津子(#23)
岡崎ひかり(#24)
潘志揚(#32)
鴨下満(#33)

AD

潘志揚

プロデューサー

琢磨修一

プロデューサー

琢磨修一