日曜美術館 大英博物館 人類史への旅

日曜美術館では作家池澤夏樹さんと井浦新さんの対談スタイルで今回の展覧会について語りあいます。池澤さんは大英博物館には30回は行ったことがあるそうで、やはり、「パレオマニア」だけのことはあります。私を含め、日本人は限定された期間だけ開かれている展覧会、特に海外からやってきたものが大好きですが、池澤さんによれば、常設展示にこそ博物館の醍醐味があるといいます。常設展示は何度でも見られます。そして、ぐるぐる歩き回ってモノの声を聞くと、「好きだなあ」というモノの前に自然に足が止まり、モノが自分に語りかけてくるんだそうです。どこかの美術館や博物館で何度行っても足が止まるモノ・・・・。あなたはありますか?私は・・・土偶と埴輪です。特に遮光器土偶は見ていて飽きない。「踊る人々」と題された埴輪も最高です。ちなみにこの番組の三好ディレクターはペルーのモチェの人形だそうで、家にいくつモチェ人形を買ってきて家族は迷惑しているそうです。
美術歴史好きにとっては外すことができない大英博物館。その大英所蔵の「100のモノを語る世界の歴史」展は大英博物館の常設展のように楽しめるのもうれしいところ。
モノが語る声をじっくり聞いてみてください。
長澤智美

出演者
MC  俳優 井浦新  NHKアナウンサー 伊東敏恵 
ゲスト 小説家 池澤夏樹

アンコール放送のお知らせ
2015年8月16日(日)9:00~10:00 / 23日(日)20:00~21:00 NHK Eテレ

D

三好雅信

取材D&AD

河西恭子