「ミネさん！今どうしてます？」電車でぼーっと座っていたら、目の前に数回一緒に飲んだことのあるSさんが、ニコニコ立っていた。「僕のやってるトーク番組で、ちょうど年配のAPさんを探してて」。年配って言葉に大きな引っ掛かりを覚えつつ、あれ、その番組って友達が毎週正座して観てるって言ってた番組？ちょうどレギュラー番組も終わったことだし、とりあえずお話、聞いてみようかな…。それから1年。時間をかけたリサーチと、ゲスト本人の取材と、時に2時間を超える収録と、ディレクター達が渾身の力を込めて作るドキュメンタリードラマを、たった30分に詰め込む作業を、毎週。たくさんの確認事項。みんな大変。正直、ついていく年配の身には時に堪えます。でも、局での納品プレビューの帰り道、丁寧に淹れたお茶を前にテレビの前に座る友人の姿を思い浮かべ、「今回も彼女の心はゆさぶられちゃうかな？うん、きっと」と確信すると…また次の回へ向かう気持ちが湧いてくるのです。 （嶺村友江）
　　　　
　　　　　　　

　
　ＯＡ　　　　　　　スタジオゲスト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トゥルーストーリー　

４月　５日　　　音楽プロデューサー　　島田昌典　　蔦谷好位置　　　　　　　指揮者

４月１２日　　　脚本家　　　　鴻上尚史　　　　　　　　　　　　　　　　　　ステーキナイフ

４月１９日　　　ヒューマンビートボックス　　AFRA　　Daichi　　　　　　　　羊飼い

４月２６日　　　バドミントン　　　陣内貴美子　　　潮田玲子　　　　　　　　ライフセーバー