サラメシ 2025年3月
年末、サラメシは今年も新入社員を特集した。きっかけは3年前、コロナ禍ど真ん中で新社会人となった日本中の新人たちはどんな日々を過ごしているのか?という素朴な興味からだった。結果、想像以上に皆キラキラと健やかで元気で、逆に我々オトナが励まされ、清々しく新年を迎えた。以来、年末恒例を目指し3度目の冬。
番組への投稿には「社会人になったら投稿するのが夢でした!」「新入社員スペシャルに出たくてお弁当作りはじめました!」「サラメシに出るために就活頑張りました!」なんて若い声も増えてきた。うれしい限りだ。
誰かの暮らしにちょっとした影響を与える…まさにレギュラー番組冥利に尽きる。
“面白い”はもちろん大事、でもテレビには面白いだけじゃない役割もあるのだと改めて実感させてもらった。14年…レギュラーをそこそこ長く続けてきた醍醐味に、思い耽る年の瀬でした。
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報道の通り、サラメシはこの3月で放送終了となります。
SNS等へ寄せられるたくさんの声に、
〝自分たちが作ってたサラメシは、こんなにも愛されていたのか!?〟と、
スタッフ一同、胸を熱くしています。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
14年間ありがとうございました。
(プロデューサー 松葉直彦)
【放送日時】
毎週木曜 20:15~20:42(関西地方を除く)/毎週日曜18:05~18:32(関西地方のみ)
今月の放送
シーズン14 #35「東日本大震災から14年」
3月6日(木)20:15~20:42<関西地方を除く>/3月9日(日)18:05~18:32<関西地方のみ>
東日本大震災から14年。宮城県気仙沼市、漁港そばのある食堂では地魚を使った定食を朝から味わうことができる。地元出身の社員と店長を務める移住者、二人の物語▽お弁当ハンターの阿部了さんが岩手県花巻市の染め物工房へ。漁船に掲げる大漁旗などを製作する工房のお仕事とみなさんの弁当を拝見!▽福島県南相馬市のバス会社。“手に職をつけたい”と40代で一念発起してバスの運転手になった女性の仕事とサラメシを見つめる
シーズン14 最終回「首里城の漆職人▽小豆島しょうゆ蔵▽ドクターイエロー」
3月13日(木)20:15~20:42<関西地方を除く>/3月16日(日)18:05~18:32<関西地方のみ>
14年にわたってお届けしてきたサラメシもいよいよ最終回!▽2019年、火災に見舞われた沖縄の首里城。再建に携わる漆職人の仕事ぶりとサラメシを拝見!▽香川県・小豆島で150年以上続くしょうゆ蔵。昔ながらの木おけ仕込みのしょうゆづくりにこだわる中、5代目が始めたのが…▽1月末に引退したJR東海のドクターイエローT4編成。引退目前の検測にお邪魔し、共に歩んできたベテラン検測員の仕事とサラメシを見つめる。