食彩の王国 2014年1月
薬師丸ひろ子さんがナレーターだけではなく、ナビゲーターを務めた10周年500回記念シリーズ。いつもとは逆に、料理人やシェフたちの原点となった食材に迫りました。熊谷喜八さんが若狭から京都へと鯖街道を辿り、伝統食の文化を生かして無国籍料理に仕立てた「サバ篇」、若きイタリアンのチャレンジャー・有馬邦明シェフが、天然キノコの王国・信州の山の達人から学んだ秘技を活かした「天然キノコ篇」など、すべてが大好評でした。10月の記念シリーズで、「食彩の王国」11年目への大きな一歩を踏み出したと思います。このシリーズはDVDにして発売し、末永く記憶にとどめていただけるように準備を進めています。発売日は、2014年1月8日を予定しています。
また1月11日にはスペシャル番組も放送する予定でいます。11年目の「食彩の王国」!どうぞご期待ください。
(土橋正道)
語り
薬師丸ひろ子
1月のテレビマンユニオン 担当回は・・・
《ブリ》 「日本海からの贈物 冬魚の王様ブリ」
ブリが美味しい季節が到来!
この時期、富山県氷見市はブリの水揚げで活気付きます。「天然の生簀」とも呼ばれる富山湾に泳ぎ着いたブリは、脂が乗っていて、美味しい!
「氷見のブリは別物」と日本料理の門脇俊哉さんは、この季節を待ち望んでいます。背と腹でうま味の違うブリ。それぞれの持ち味を生かすお造りの技とは!?洗練された日本料理で、ブリのうま味を堪能します。
氷見市では、あの三國清三シェフ・プロデュースのフレンチ。岩崎丈二シェフが「氷見の寒ブリでフレンチを仕立てたい」と、腕を振るいます。ブリが、前菜からメインまで華麗なフレンチに大変身!産地ならではの驚きのブリ・フレンチとは!?
出世魚のブリは、昔から縁起物として珍重されてきました。地元に受け継がれるブリの最高珍味の正体とは!? また、保存の利く「塩鰤」にして、人や馬によって飛騨高山まで運ばれました。「ブリがないとお正月ができない」と、心待ちにしている飛騨の人々。ブリを食べられる幸せを感じて、年を越します。一切れの塩鰤に思いが詰まっていました。
新年を迎えるめでたい魚「年取り魚」とも呼ばれるブリの魅力に迫ります。
(二階堂 茜)
《マグロ》 「ハワイマグロ・海鮮スペシャル」 *1時間スペシャル*
日本人が昔から愛してやまないマグロ。寿司に刺身に日本食には欠かせません。
でも、今回は日本を飛び出して、南の楽園ハワイのマグロ料理を取材しました。
様々な移民が集まって出来た今のハワイ。もちろん、その中には日本の移民により伝えられ、ハワイの味になったものも多くあります。ハワイの食卓によく並ぶ、生魚と野菜やスパイスを混ぜ合わせたポケ。ポケとは切り身を意味する言葉で、刺身と同じく、マグロなどの生魚の切り身を食べます。移民の集まる地ならではで、中国風、韓国風、もちろん日本の醤油味のポケもあります。うどんに似た麺サイミンは、鰹や昆布でとった出汁でスープをつくります。
今回は、楽園ハワイでも愛される、マグロや海鮮の魅力を紐解いて行きます。
(徳丸 あす香)
放送予定
OA日 テーマ 担 当
#509 1月 4日 : ブリ 吉田夕日
#510 1月11日 : ハワイマグロ・海鮮スペシャル 三田香織
#511 1月18日 : 五島うどん ※VIVIA
#512 1月25日 : 仙台・曲がり葱 ※VIVIA
P
土橋正道
D
三田香織
吉田夕日
田中由美
下高呂佳子
植田裕久
徳丸あす香
リサーチ
北口由子
AD
二階堂茜
徳丸あす香
前夷里枝