食彩の王国 2014年2月

食彩の王国 2014年2月

 薬師丸ひろ子さんがナレーターだけではなく、ナビゲーターを務めた10周年500回記念シリーズ。いつもとは逆に、料理人やシェフたちの原点となった食材に迫りました。熊谷喜八さんが若狭から京都へと鯖街道を辿り、伝統食の文化を生かして無国籍料理に仕立てた「サバ篇」、若きイタリアンのチャレンジャー・有馬邦明シェフが、天然キノコの王国・信州の山の達人から学んだ秘技を活かした「天然キノコ篇」など、すべてが大好評でした。10月の記念シリーズで、「食彩の王国」11年目への大きな一歩を踏み出したと思います。このシリーズはDVDにして末永く記憶にとどめていただけるように、1月8日に発売しました。
11年目の「食彩の王国」!どうぞご期待ください。
(土橋正道)

語り

薬師丸ひろ子

2月のテレビマンユニオン担当回は・・・

《しじみ》 「文豪も愛した 津軽の宝石 寒しじみ」 
青森県在中 Sさん(21歳)
「都合のいい女、ですよね。あんなに身をすり減らして出すものは出したのに、良いとこだけ取られて・・・要は使い捨てですよ。でも、いいんです。だって私は―・・・」

しじみです。しじみ汁は汁だけ味わうという皆さん、あなたはまだしじみの真価を知りません。泥臭さとは無縁、牛肉で言えば松坂牛にあたる一級品、それが青森県十三湖のしじみなのです。
あさりと見まがうほどの大ぶりな身で、出汁を取れば湯が白濁するほどエキスがたっぷり!そんな極上のしじみを料理人が放っておくはずもなく、登場するのはしじみの寿司、フレンチ、コロッケ、ラーメン、・・・そう、しじみは出来る子です。
(前夷里枝)


《こんにゃく》 「山形こんにゃく物語 艶やか百珍」(仮)

山形はこんにゃくの消費量日本一!
毎日の食卓にこんにゃくは欠かせません。農家の工藤さんにこんにゃくの作り方、代々受け継がれるこんにゃく料理を教えてもらいました。こんにゃくの新しい食べ方ないかと創意を工夫したのは丹野さん。サーモンのカルパッチョ?ふぐ刺し?しかし、全てこんにゃくで出来ています!口にしても、まるでその食材食べているような食感。それぞれの食材に近づけるために作られたこんにゃくは200種類以上!「たかが蒟蒻、されど蒟蒻」をモットーに、こんにゃく作りに精を出します。さらに、アルケッチャーノの奥田シェフによって、こんにゃくがイタリアンに大変身!?「こんにゃくは高級食材」と語るその訳は?
ソウルフードこんにゃくの物語をお送りします。
(二階堂茜)

放送予定

    OA日        テーマ        担 当

#513 2月 1日 :    しじみ        田中由美 
#514 2月 8日 :    ヒラメ        ※VIVIA
#515 2月15日 :    こんにゃく      阿部賢実 
#516 2月22日 :    たまご        ※VIVIA

土橋正道

三田香織 
吉田夕日
田中由美
阿部賢実   
下高呂佳子 
植田裕久 
徳丸あす香

リサーチ

北口由子

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二階堂茜
徳丸あす香
前夷里枝