食彩の王国 2014年7月
40㎝前後の大きなアジを15本ほど釣った。場所は東京湾口剣崎沖水深50mあたり。マダイを狙ったのだが、マダイは姿を見せず。アジの群れを魚探で見つけ、それを追いながら釣ったのだ。さすがに40㎝ともなれば、アジはよく引く。さらに、場所を変えてマダイを狙ったが不発で、代わりにこれまた40㎝ほどのメジナが5~6枚釣れた。メジナは力が強く、水面近くまで暴れるので終いには腕が痛くなった。これを釣り人は勲章だと思うのだ。さて、どうするか?海辺の友人・知人にほとんど配って、家にはメジナ一枚とアジ2本を持って帰った。魚好きの子供たちに声を掛けて家に呼び、新鮮な魚で一杯やることにした。メジナは青黒いタイのような魚で、目がくりくりして可愛い。九州では「クロ」と呼んで魚屋さんで普通に売られ、マダイより珍重するところもあるが、関東ではその食味はあまり知られていない。これを醤油と味醂でズケにすると、ねっとりとした歯触りと甘味があって旨い。アジは細かくたたいて、大葉、ねぎ、生姜を刻み込んで味噌で和えてなめろうに。そして、アジフライはカリッとして中身はふっかふか。う~ん、旨い!自分で釣って、家族で味わう。これを幸せというのだろう。小さな食の楽しみは、一歩踏み出すことで味わえますぞ。
(土橋正道)
語り
薬師丸ひろ子
7月のテレビマンユニオン 担当回は・・・
《ハモ》 「 夏を彩る“上品な白身”京都・徳島ハモ物語 」
「シャリッシャリッシャリッ・・・」夏の京都で聞こえてくるのは、職人がハモの小骨を切る
骨切り包丁の音。淡白で上品な白身を梅肉とあわせたハモの落としを鴨川沿いの
川床で・・・なんて憧れますね!
ハモは古くから京都に生きたまま届く魚として親しまれてきました。
イキが良くて旨いと評判のハモ。その一大産地として古くから有名なのが、徳島。
6月から10月いっぱいまで、底引き網漁や延縄漁で漁獲されています。
実はハモは獰猛な魚。興奮すると噛み合ってしまい、売りものになりません。
そこで、漁師たちは、鮮度を維持し傷つけずに運ぶため、秘策をあみだしました。
そのヒントはなんと流しそうめんだとか。
産地ならではの、驚きの食べ方は刺身!フレンチの鉄人の鮮やかなハモフレンチも!
ちょっと意外で美味しいハモの物語、どうぞご期待ください。
(浜田 玲)
《万願寺とうがらし》 「 京都ブランド野菜誕生秘話!万願寺甘とう物語 」(仮)
夏に眩しいすらりと伸びた足、豊満なボディ・・・今人気の京野菜のお話です。
唐辛子なのに辛くない、その名も「万願寺甘とう」として注目を集める万願寺とうがらしは、
長~い実なのに果肉が厚いのが特徴!
比較的歴史が浅いが故に京都府認定「京の伝統野菜」から外れたものの、
それに“準ずる野菜”として必ず話題に上るというツワモノです。
辛みのない“甘とう”でも時には気まぐれに激辛の実が混ざることもあるため、
「辛みに当たらないように!」と祈りながら出す料理人も居るのだとか。
発祥の地・京都の舞鶴では、万願寺とうがらしに纏わる人々の奮闘を取材します。
夏のアツさに負けない万願寺とうがらし…必見です!
(前夷 里枝)
放送予定
OA日 テーマ 担 当
#534 7月 5日 : 黒毛和牛 ※VIVIA
#535 7月12日 : 鱧(ハモ) 徳丸あす香
#536 7月19日 : トマト ※VIVIA
#537 7月26日 : 万願寺とうがらし 田中徹
P
土橋正道
リサーチ
北口由子
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二階堂茜
前夷里枝
浜田玲