食彩の王国 2015年12月

食彩の王国 2015年12月

来年1月9日(土)は、一時間スペシャルを放送する。ナレーションを担当している薬師丸ひろ子さんが、初めて食材の現場に立つというスーパー・スペシャル。テーマは「地産地消の宿」。食の安心・安全を考え続けている薬師丸さん。日本の北から南へ、地産の現場で汗を流し、知消の豊かさを探る。秋田では、雪の中から大根を掘り出し、冬を乗り切る大根使いの知恵にびっくり。滋賀では、寒うなぎの美味しさに舌鼓。日本古来のジビエ利用法や、発酵食品ふな鮓の奥深い味わいを発見!能登半島では、いしるの味に魅せられたイタリアン・シェフの民宿へ。日本人の妻と共にイワシのぬか漬けを作り、義父のいしるを守る現場を体験。鳥取では、市場で冬の味覚の王様・松葉ガニを追跡!昭和初期に建てられた文化財の宿で、「現代の名工」の手による絶品を味わう。宿の詳細は、放送で・・・。
 13年目を迎えた当番組。テレビマンユニオンでは、「遠くへ行きたい」「世界ふしぎ発見!」に継ぐ長寿番組になった。この番組を支えてくださっている全ての人に感謝を捧げたい。
(土橋正道)

語り

薬師丸ひろ子

放送予定

    OA日      テーマ   担 当

#607 12月 5日 : ホタテ   橋本倫 
#608 12月12日 : アナゴ   ※VIVIA 
#609 12月19日 : ネギ    徳丸あす香
#610 12月26日 : トウフ   ※VIVIA 

12月のテレビマンユニオン 担当回は・・・ 

≪ホタテ≫ 『北海道から世界、宇宙へ!笑顔を結ぶ ホタテ物語』     
今回は、日本の最北端・宗谷岬に程近い、猿払(さるふつ)村へホタテ漁を撮りに行ってきました。スタッフの日頃の行いが良いのか、初冬のオホーツク海には珍しく、凪。
漁獲量も上々でした。
港で漁師さんにむいてもらったホタテ、人生で一番おいしかったです。
いつの間にかADバックに入っていた、ホタテの“殻むき機”を家で眺めては思い出しています。(栓抜きの穴の無いやつに似ていて、これで殻をこじあけます)物産展のホタテ弁当から脇屋シェフ渾身の中華、豪快な漁師料理に、なんと宇宙食まで、盛りだくさんの回。
お楽しみに!                        
(細村舞衣)


≪ネギ≫ 『未定』    
2011年・・・8位、2008年・・・5位、2005年・・・2位。
カゴメが実施している「子供の嫌いな野菜ランキング」で、毎回上位に名を連ねる猛者。
“ナス”と“ピーマン”の2大巨頭、そして思わぬ伏兵“水菜”・・・。
彼らと競い合っているのが、“ネギ”です。            
あの独特の味と食感が理由なのでしょうが、特に今回取材した“千住ネギ”は、 
薬味にすればピリッと辛く、鍋で煮込めば甘みが広がる。
皮は歯ごたえがあるのに中は柔らかくてジューシーというネギ好きにはたまらない魅力が…。それもそのはず。
千住ネギを取り巻く世界は、知られざる職人たちのしのぎ合い。
世襲制を貫くネギ専門の仲買い人に、埼玉県知事賞を受賞するネギ農家。
そして、日本唯一のネギ専門の市場にカメラが潜入。
奥深いネギの世界、ぜひご覧下さい。                           
(鴨下 満)

プロデューサー

土橋正道

ディレクター

徳丸あす香 
前夷里枝 
植田裕久  
橋本倫
永田暁児  
田中由美
三田香織
阿部賢実
岸元美江   

リサーチ

北口由子

アシスタントディレクター

細村舞衣
鴨下満