食彩の王国 2019年8月の放送
六月に、「食彩の王国」DVD第三弾が発売された。サブタイトルは日本の四季。春はタケノコ、夏はアユ、秋はサンマ、冬は小松菜。四季の食材にスポットをあて、それぞれの食材に込められた生産者の思い、歴史や文化など背景に流れる時間とともに丁寧に描いたものだ。特典映像は、築地市場が豊洲へ移転した後に制作したマグロ。来年のオリンピックに向け、インバウンドの外国人にも見て貰えるように英語字幕付き。(内訳は、テレビマンユニオン3本、VIVIA2本)
過日、東京ガスの番組立ち上げに関わった担当者S氏と会食する機会があった。彼はその後、薬師丸ひろ子さんをパーソナリティにしたラジオ番組「ハートデリバリー」の仕掛け人でもあり、「食彩の王国」は16年目、ラジオ番組は9年目になった。現在の担当者S氏、M氏とも会食したが、その熱意のDNAは変わらず、薬師丸ひろ子さんと「食彩の王国」を心から応援してくださっている。幸せな番組にめぐり逢えていることを感謝したい。
(土橋正道)
DVD「食彩の王国 日本の四季」
ポニーキャニオンより好評発売中!
(C)2019テレビ朝日・テレビマンユニオン・テレビ朝日映像
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「食彩の王国」のCMがAbematvで8月17日(日)~8月31日(日)の放送されます!
【出演】 山口 葵(主人公/シェフ見習い役) 宮沢賢次(シェフ役)
【スタッフ】
プロデューサー 土橋正道
ディレクター 鴨下 満
アシスタント 二階堂 茜
現場応援 木村麻衣子 長沼達也
絵コンテ作画 榎本日菜子 土橋正義
語り
薬師丸ひろ子
放送予定
O.A. テーマ 担当ディレクター
#791 8月 3日 牛肉 鴨下満
#792 8月10日 サザエ ※テレビ朝日映像
#793 8月17日 キュウリ 伊藤浩子
#794 8月24日 京都の中華麺 ※テレビ朝日映像
#795 8月31日 アユ 植田裕久
8月のテレビマンユニオン担当回は・・・
#791 牛肉
今日の主役は、夏を乗り切るスタミナ源「牛肉」です。サラリーマンで賑わうビストロでは「経産牛」が大人気!「経産牛」とは子牛を産んで、ミルクを搾り終えた母牛のこと。噛めば噛むほど味わい深い身は、今ひそかなブームを呼んでいます。和食料理店ではとろとろの肉豆腐に、本格フレンチではジューシーなステーキ!そして、乳牛としての役目を終えた経産牛の“再肥育”に挑戦する農家の半年間の苦労とは…。一頭の牛に懸ける生産者、卸し、料理人の情熱のバトンをお楽しみください!
(中村 朱里)
#793 きゅうり
うだるような暑さの夏。そんな時に食べたくなるのが、さっぱりした味わいが魅力のきゅうりです。青森県八戸市で育てられているのは、在来種の糠塚きゅうり。江戸時代から育てられてきた歴史を持つこのきゅうりは八戸の食卓を支えてきました。しかし、そのきゅうりも時代の流れの中で全滅の危機に…。そこで、先祖からの財産を絶やさないために一人の男が立ち上がりました。その輪を広げる人々の思いに迫ります!
(島越 翔平)
#795 アユ
高知県・四万十では、夏、私たちの心をときめかす魚がいます。それは清流の女王、鮎!川底の岩についた藻を食べて育つ鮎はスイカを割ったような独特な香りを持つことから「香魚」と呼ばれ、焼いたときの香ばしさやワタのほろ苦さは夏を代表する味覚です。甘露煮、炊込みご飯、塩焼きはもちろん、鮎の薫製を使った新たな郷土料理にも迫ります。鮎漁が盛んだった四万十ですが、現在では高齢化が進み後継者不足に悩まされています。その問題を解決しようと奮闘する一人の若き女性漁師に密着!さらに四万十の鮎に惚れ込んだフレンチシェフが、活魚車に乗って東京まで運ばれた新鮮な鮎で極上の一皿に仕立てます。
(中村 朱里)
アドバイサー
吉田夕日
アドバイサー
吉田夕日