食彩の王国 2020年8月の放送
17年目の「前へ」
「食彩の王国」は、昨年の10月から放送17年目に入った。我々の食卓に届く旬の食材に焦点を絞り、その歴史や、関わる人々の情熱や汗と涙をひもといて来た。目の前の一本に集中し続け、気がつけば800回を超えていたことになる。番組に協力してくださった全国の生産者の皆さん、流通のみなさん、語りの薬師丸ひろ子さん、提供主の東京ガス、放送局のテレビ朝日、広告代理店のビデオプロモーション、相棒のテレビ朝日映像、撮影をはじめとするすべての技術スタッフ、ポスプロの赤坂イマジカにも、感謝を捧げたいと思う。
ラグビーワールドカップの熱狂のおかげで、にわかラグビーファンになったが、プレイ中のボールに対する全員の集中力を見ていると身体が熱くなる。明大ラグビー部監督・北島忠治が言い続けてきた「前へ」という極意。跳ね返されても諦めずに突進する力が画面から伝わって手に汗握る。もちろん、現在のラグビーははるかに進化していることも見て取れるが、愚直なまでの向き合いが心を打つ。「食彩の王国」も進化した形で「前へ」と、肝に銘じた。
(土橋正道)
DVD「食彩の王国 日本の四季」
ポニーキャニオンより好評発売中!
(C)2019テレビ朝日・テレビマンユニオン・テレビ朝日映像
語り
薬師丸ひろ子
放送予定
O.A. テーマ 担当ディレクター
#842 8月 1日 夏ネギ ※VIVIA
#843 8月 8日 にんにく 木村麻衣子
#844 8月15日 タコ ※VIVIA
#845 8月22日 イワシ 伊藤浩子
#846 8月29日 豚肉 ※VIVIA
2020年8月のテレビマンユニオン担当回は・・・
#843 にんにく
夏の暑さとコロナ疲れを乗り切るスタミナ源、にんにく。
栄養価が高く、豊かな香りは食欲をそそります。そんなニンニク最前線!客の7割りが女性、コロナに負けない強い身体を作りたい人も挙って訪れるというニンニク料理専門店。ニンニクを主役として味わい尽くせるメニューの数々・・・。驚きの看板メニューとは!?そして、言わずと知れた、ニンニクの名産地、青森県田子町。一歩町に入ればニンニクの香りが漂います。バス停から、ポストまで町のいたるところにニンニクモニュメントが!!
日本一のニンニク、栽培へかける情熱、さらに、農家に嫁いできたのは東京のフレンチシェフ!ニンニクが繋いだ新たな家族の物語を是非ご覧下さい。
#845 イワシ
皆さま、そろそろ夏バテしてませんか? そんな時は、疲労効果も期待されるイワシを⾷べて元気を出しましょう。
イワシは庶⺠の味⽅とも⾔われてきましたが、 近年漁獲量が減り、⾼額になることも。
今回の舞台は銚⼦。貴重なイワシをふんだんに使った「⿂めん」に密着します。かつては銚⼦の⼩学校で給⾷にも出されていた「⿂めん」。今でも⽼若男⼥に愛され、まさに銚⼦のソウルフードです。
開発者の⽗の想いを胸に、「⿂めん」の普及活動に励む阿尾希世美さん。⽗から娘へ引き継がれる「⿂めん」の物語にご期待ください。
プロデューサー
土橋正道
アシスタントプロデューサー
平田早季
ディレクター
伊藤浩子 中村朱里 木村麻衣子
植田裕久 河野あや子 田中由美
橋村知曉 橋本 倫 土井晴美
アシスタントディレクター
藤原綾子