為末大が読み解く!勝利へのセオリー 「調教師 池江泰寿」
一流スポーツの世界。その勝利の裏には数々の挑戦、失敗、そして涙がある。勝利をつかむために、ひたすら磨き上げられた孤高のセオリー。
元陸上選手の為末大がその真髄を読み解く!世界に挑む人々の言葉が現代を生き抜く調べとなる・・。
「格闘技に番狂わせなし」―プロレスラー桜五郎の言葉。強い方が必ず勝つ…それも確固たる理由があって勝つ…と言うのだ。そこで為末さんと共に2回に渡り格闘技を科学する試みを行った。格闘技は決闘に近く理性から遠く、偶然性が高そうで、スポーツ指導を科学する番組「勝利へのセオリー」には向かないとも思えた。しかしボクシングの野木トレーナー(8月)と東海大柔道部の上水監督(10月)への取材で明らかになったのは、技やトレーニングの1つ1つの裏に綿密な理論があるということ。やはり桜五郎は正しかったのだ!12月は「競馬の調教」を科学したい。乞うご期待。(※桜五郎は実在しません。漫画「1、2の三四郎」の登場人物です)
(琢磨修一)
今回は日本競馬界で史上最速400勝を挙げた『調教師・池江泰寿】にスポットをあてる。不確定要素の多い競馬でコンスタントに勝利できる池江の調教法を為末大が取材。その「勝利へセオリー」を読み解く。