手わざ恋々 和美巡り 檀れい 名匠の里紀行 2011年12月の放送
【ある回の、檀れいさんの語りから。】
仕事は大切。でも、一番大切なのは、幸せに暮らすこと。
そのために、自分が日々の生活で使い、
楽しむものにこだわって作り続けてきた水野さん。
大事故で記憶喪失となった妻の節子さん。
節子さんが記憶を取り戻せたのは、ふたりには
思い出すことのできるふたりの日常の暮らしがあったから。
愛おしい大切な、いつもの暮らしがあったから。
ふたりの暮らしが、日々無事で、穏やかであること。
槌音はそれを示すサインです。
毎日は過ぎていくものではなく
つくるもの。
さあみなさん、お家に帰って食事にしましょう。
いっぱい食べて、いっぱい話して。
何気ないあたりまえの
ありふれた愛おしい日常。
その喜びに溢れた
まいにちをつくりましょう。
愛と生活。それ以上に、
人生の幸せを豊かに彩るものはないのです。
放送ラインナップ
12月 5日 沖縄 紅型(びんがた)
12月12日 ※アンコール放送 加賀 九谷焼四季折々の味覚が生んだやさしい器
12月19日 ※アンコール放送 箱根 寄木細工 ~自然の木の色が紡ぎだす幾何学模様~
手わざの旅人(案内人)
檀れい
音楽
小松亮太
ナレーション
斉藤茂一