檀れい 名匠の里紀行 ~手わざ恋々和美巡り~ 2013年6月の放送
様々な土地の優れた手わざと作り手の方々を訪ねる名匠の里紀行。
この夏も、素敵な方々が続々と登場します。
鹿児島枕崎で、鰹節の高級品「本枯れ節」作り一筋に励む一家。
浜松まつりで、町を挙げて大凧揚げ合戦に夢中になる男衆。
技術の極致を尽くしたやきもの、薩摩焼数百年の伝統を受け継ぐ名工。
主婦の目線で昔ながらの琺瑯に新製品を開発し、手わざを守ったお母さん。
東海道で唯一となった寺社や伝統建築に欠かせない鬼瓦職人。
世界最大級の打ち上げ花火を上げる花火師。
他にも、小さな小さな魚釣りに使う和竿や民藝の精神を受け継ぐ洋食器、
うるしのお弁当箱を作る職人たち。
雪国で糸を紡ぎ、織り、一年をかけて素晴らしい布を生む内職の女性たち。
みなさん手わざはもちろん人柄があまりに素敵で、取材に行くのが楽しい制作陣。
ついつい取材が長期化してしまうのが悩みのタネではあります。
語りの収録で、旅した檀れいさん自身も新たな発見に驚くことがしばしば。
日曜の夜に、日本の手わざと作り手の方々の心の美を、
ゆったりとお愉しみいただければと思います。
放送ラインナップ
6月 2日 鹿児島・枕崎 鰹節 ~伝統製法にこだわり和の味を守り続ける職人魂~
6月 9日 浜松・大凧と手筒花火 ~天高く舞え!祭りを彩る空の匠たちの心意気~
6月16日 東京 江戸のガラス細工(風鈴・江戸切子) ~下町職人が生む光と音の美、江戸の涼~(アンコール放送)
6月23日 静岡 お弁当箱と塗下駄 ~駿河の職人町で育まれた個性豊かな漆工芸~
6月30日 鹿児島 薩摩焼 ~400年の時が育む究極の焼物~
手わざの旅人(案内人)
檀れい
テーマ曲
小松亮太 「記憶の回廊」
ナレーション
斉藤茂一