遠くへ行きたい 2014年1月放送分
10月から「遠くへ行きたい」のプロデューサーを拝命した。「遠くへ行きたい」をリニューアルし、新たな視聴層を開拓していい時間枠を取り戻す! それが僕の使命だと心得ている。「遠くへ行きたい」は、旅する人のドキュメンタリー。44年前に、この番組を始めた永六輔さん。その師匠で民俗学者の宮本常一さんが、父親に忘れないようにせよと言われた言葉がある。(抜粋)
(1) 汽車に乗ったら窓から外をよく見よ、駅へついたら人の乗り降りに注意せよ。その土地が富んでいるか貧しいか、よく働くところかそうでないところかよくわかる。
(2) 村でも町でも新しくたずねていったところはかならず高いところへ上がってみよ。
高いところでよく見ておいたら、道にまようことようなことはない。
(3) 金があったら、その土地の名物や料理はたべておくのがよい。
(4) ゆとりがあったら、できるだけ歩いてみることだ。いろいろのことを教えられる。
(5) 人の見のこしたものを見るようにせよ。その中にいつも大事なものがあるはずだ。あせることはない。自分のえらんだ道をしっかり歩いていくことだ。
この「歩く 見る 聞く」の精神を再確認して、チャレンジングに視聴率を取りに行く!
(土橋正道)
39年半、私の拙文をお読み頂いて有難うございました。10月をもって、CPを退きこれからはGPとして関わって参ります。併せて番組HPの担当を致します。www.to-ku.com/ お読み頂ければ幸いです。
(村田 亨)