遠くへ行きたい 2018年3月の放送
大みそかに放送した「年越しSP」では旅人の土井善晴さん、鈴木ちなみさんが日本各地で大切にされてきたお正月の「味」や「モノ」に出会う旅をしました。難を転じる南天、出世魚のブリ、栗をたべてやりくり上手に、海老のように腰が曲がるまで長生きしたい、などなど。「こじつけ?」と思いたくなるようなものも含め、日本には実に多彩な正月の縁起ものがありました。そのひとつひとつが「今年も良い年となるように」と、その地に暮らす人々が知恵を絞って考えた年初めの願かけ、幸せに生きるためのおまじないです。
さて、今年「遠くへ行きたい」は放送開始49年目を迎えます。番組のディレクターの中にも49歳が3人、実は私も同い年!幸せのおまじないを胸に、番組と共に節目の50年を元気に目指します!
(森明子)