遠くへ行きたい 2018年6月の放送
新聞の投書欄に旅番組の感想が載ると、フムフムと必ずチェックします。今朝は54歳団体職員の男性が「旅の楽しみはなんと言っても絶景!」と意見を寄せていました。「旅の楽しみ」は人それぞれですよね。「遠くへ行きたい」のDは旅人の「○〇してみたい!」を大切にしながらロケを組み立てます。でも、毎回の旅には、D自身のお楽しみも顔をのぞかせます。最近の若手スタッフでいうと、30代伊藤メグミDは、地元の小学生が大好き。方言全開の子供たちの笑顔は、言葉にしなくても「この町が好き」と旅人に語りかけてきます。島育ちの木村麻衣子Dは、田舎暮らしの音楽家にいつも心惹かれるようです。水辺や山中でおおらかに奏でられる楽器の音色が大自然の中で育った木村Dの郷愁を誘うのかなぁ。「ディスカバージャパン」にワクワクしながら、旅人もスタッフも自分自身を再発見する。それが「遠くへ行きたい」の旅です!
(森明子)