震災の年の１１月、甚大な被害を受けた気仙沼で小さな希望が誕生しました。地元の少女たちによるご当地アイドル・SCKガールズが結成されたのです。
SCKとは『産地・直送・気仙沼』の略称。立ち上げの目的は被災した少女達の『心の復興』でした。グループ発足から２年、SCKガールズは大きな転機を迎えています。発起人である阿部健一さんが病で亡くなったのです。活動を継続する為に１０代の少女たちは自ら動き出しました。少女たちは『心の復興』の先に『自立と成長』という力を掴みとろうとしています。（本田　大）