鑑賞マニュアル 美の壺 2011年9月「レース 糸の芸術」

鑑賞マニュアル 美の壺 2011年9月「レース 糸の芸術」

<テレビマンユニオン 担当回>

<file220>「レース 糸の芸術」 
2011年9月29日(木)19:30~19:59 
今回のテーマはレース。かつては「糸の宝石」と言われ、糸を編む技と労力の結晶でした。その「労働価値」は宝石と同じだったのです。
レースはやがて肌へ肌へ、下着へと近づき、「透ける」という特徴が「官能性」を帯びはじめます。
マクルーハンは「衣服は皮膚の拡張だ」と言いましたが、身体の「皮膜」のようなレース、肌と衣服の境界線(襟元)に添えられるレースは、女性的な美を強調するようになったのです。
今回は残念ながらカットされた話ですが、レースはそもそも騎士の「甲冑」に添えられた装飾でした。森ガールやゴスロリのレースも、本来、人工的なサイボーグの身体を飾るアイテムだったのです。

出演

草刈正雄

スタッフ

ディレクター 下高呂佳子
リサーチ   伊藤暢子
AD     間宮圭次郎
プロデューサー高橋才也