ウェルビーイング、みつけた2025年3月
“ウェルビーイング”それは社会、企業、地域、そして人々を輝かせるための合言葉。そんなウェルビーイングに意欲的な取り組みをしている企業や団体に密着!
3月31日(月)小西化学工業 前篇
和歌山県和歌山市にある小西化学工業。化学物質の研究・開発・製造を行っています。主力商品のDHDPS(ディー エイチ ディーピーエス)は特殊なプラスチックの原料。それを原料に作ったストロー状のものは、ろ過する道具。水処理のフィルターや人工透析膜の技術に生かされています。会社では社長が社内を散歩。社員と積極的にコミュニケーションを取り、社員の気持ちに寄り添い、挑戦も応援します。およそ2000万円する実験器具を社員のために購入したことも!?
D 阿部摩里恵
3月3日(月)ショコラボ・グループ 前篇
2012年横浜市にできた全国初の福祉事業所としてのチョコレート工房「ショコラボ」。障がいがあるメンバーと、健常者のスタッフが、一緒になってチョコレートを作ります。梱包や箱詰も、ひとり一人が出来ることを。力あわせて、チョコレートが完成します。「ひとつ一つ、違っていい。ひとり一人、違っていい。みんな違って、みんないい。」個性を大切にする工房は、障がいのある息子がきっかけとなり、伊藤紀幸さんが作りました。勤めていた銀行をやめ、起業して資金をためて、長い構想の末に生まれたショコラボ。障がい者の働く場を作り、工賃アップを実現したい。その強い思いは今も続いています。
D 田中由美
3月10日(月)ショコラボ・グループ 後篇
障がい者、健常者が一緒になって働く、チョコレート工房「ショコラボ」。作られたチョコレートは「ショコラ房」という店で販売されます。チョコレートのパッケージデザインも、障がいのある人たちが描いたもの。ショコラボ・グループ代表の伊藤さんは、ある時、障がいのある息子の描く絵に驚きました。自分にはない発想があったからです。メンバーたちそれぞれの個性を活かしたい。ジェット機のミニチュアを作る人、カカオ豆をカラフルに描く人と様々です。皆で「幸せ」に感じる色をクジャクの羽に描いたデザインなど、そのアートに注目したのが、株式会社コナカ。ショコラボとコナカのコラボレーションでTシャツが生まれました。何度も購入する人も多い人気の品です。それぞれが得意なことや才能をのばしながら、美味しいチョコレートが生まれます。
D 田中由美
3月17日(月)アサヒロジスティクス株式会社 前篇
内に65か所の拠点を持つ、アサヒロジスティクス株式会社。さまざまな食品をスーパー、コンビニ、レストランなどに届ける物流会社です。この会社で力を入れているのが、女性ドライバーの採用。その割合は業界の平均を上回ります。会社では女性専用車両「クローバー」が導入されています。クローバーでは荷物を固定するベルトが低く設定されていたり、腕力を必要としない電動のサイドブレーキがついていたりと、女性ドライバーも働きやすい工夫がたくさんされています。女性ドライバーの活躍は会社にとって必要不可欠。会社も全力で働きやすい環境を整えているのです。
D 新藤哲也
3月24日(月)アサヒロジスティクス株式会社 後篇
国内に65か所の拠点を持つ、アサヒロジスティクス株式会社。さまざまな食品をスーパー、コンビニ、レストランなどに届ける物流会社です。この会社では、未経験者の採用と育成に力を入れています。3泊4日の新人研修があり、正しい乗車姿勢や安全確認を学びます。新人研修に参加する社員の中には、業界未経験も多く、会社の補助で中型免許を取得して、来る人もいます。また未経験者だけでなく、長年会社に貢献している社員にも素敵な贈り物が。
D 新藤哲也
ナレーション担当野口絵子さんのメッセージ
「私は自分の声があまり好きではありませんでした。
今回、アドバイスのもといつもと違う声の出し方、話し方をしたら私の声に変化があり、あ!私の声悪くないかも?と思えました。この番組のナレーションを通して、私を成長させていきたいです。」
再放送(火曜・水曜20:54~ 随時)
アサヒロジスティクス株式会社 後篇(2025/3/24)
語り
野口絵子
P
加藤義人
D
小松知有
阿部摩里恵
粒崎真維子
新藤哲也
田中由美 ほか