ダーウィンの海~超巨視的産業学~ case: 温泉街

ダーウィンの海~超巨視的産業学~ case: 温泉街

子どもの頃、ぼくら兄妹垂涎の的だったのが「登別カルルス」。日本各地の温泉街の名前が記された袋が詰まった箱。乳白色の登別カルルスをどちらが浴槽に入れるか、妹と大喧嘩したことを覚えている。「別府なんてヤダ~!」「また湯河原かよ~!」なんて言っていた。事ほど左様に、温泉街のDNAは我々の日常にも浸透している。

世界中に温泉はあるが、温泉に入るだけでなくそこに街を築く。全国3000ヶ所を数える世界一の「温泉街」大国・日本。これを並行進化した日本的サービスの結晶と見立て、進化と淘汰の歴史から、未来のサービスのあり方を問う今回の「ダーウィンの海」。

3月以来2回目、番組の顔はもちろん、落合陽一さん。「今回テーマを温泉街にしたいのですが…」とぼくが切り出した打合せで、息もつかさずに日本の地方分権適応と、千利休的わびさびと秀吉的俗絢爛の対比を導いた。ぼくが今一番対話に緊張する人とまた対峙できる。常に20年先を考え、更新し続けるあのビジョン。ワクワクする。
そして今回はゲストにあの星野リゾートの星野佳路さんを迎える。落合さんと全く違うベクトルで心湧きあがるマスタープランを説き、日本中の行政長がその一挙手一投足に注目する方。これまたビジョンが圧倒的にデカい。ドキドキする。

宴会、ローマ風呂、秘宝館。みなさんの脳裏にある温泉街の記憶をお借りしながら、これ以上無い2人の顔合わせで、今までに無い全く新しい日本のサービス、文化の未来像に迫りたいと思います。乞うご期待。

終わったら、どこの温泉いこうかな、、
(阿部修英)

出演  落合陽一(筑波大学准教授・メディアアーティスト)
ゲスト 星野佳路(星野リゾート代表)

【再放送のおしらせ】
ダーウィンの海~超巨視的産業学~「テレビ」 BS1 12月7日(金)21:00~21:49

番組ホームページはこちら

P&総合演出

阿部修英

D

鬼頭明
黒住聡丈
西村勝浩
大沼宏行

制作統括

嘉悦登(NHK)
河瀬大作(NHKエンタープライズ)
小山靖史(NHKエンタープライズ)