食彩の王国 2017年9月の放送

食彩の王国 2017年9月の放送

 「食彩の王国」は、10月の15年目突入に向けて走っている。日本人は何を食べて来たのか?食材にまつわる物語をひもとく番組を楽しみにしてくださる方が多い。薬師丸ひろ子さんの知り合いで、各界で活躍する著名人も毎回見てくださっているそうだ。薬師丸さんは、この番組をライフワークにしたいと仰っている。この番組に関わる全ての人々は、思いを共有するファミリーのようなものだ。提供主の東京ガス、テレビ朝日の報道制作、編成、営業、広告代理店のビデオプロモーション、そして現場スタッフは、毎月の定例会議で話し合うほか、年末年始には懇親パーティーも開く。この結束力が番組のパワーだ。この稀有な番組を、さらに一歩一歩深めて行きたい。
(土橋正道)

語り

薬師丸ひろ子

放送予定

    O.A.  テーマ       担当ディレクター 
#695 9月 2日 タコ        鴨下満 
#696 9月 9日 蜆(しじみ)    ※VIVIA
#697 9月16日 秋なす       細村舞衣
#698 9月23日 トマト       ※VIVIA   
#699 9月30日 宮崎牛       間宮圭次郎   

9月のテレビマンユニオン 担当回は・・・ 

#695 タコ 
「タコだって夢をみたい!」多幸子は願います。古くからタコは当て字で「多幸(たこう)」と呼ばれ、様々な縁起事に用いられてきました。だからこそ・・・、だからこそ! 多幸子は強く願うのです。「タコをこよなく愛する香川に行けば王道のたこ焼きにだって、大判焼きと合わせるタコ判にだってなれる!丸ごと揚げるタコ天になれば、憧れのソウルフード・讃岐うどんとだって肩を並べることだって夢じゃない。」多くの幸せが訪れること願い、多幸子は今日も鳴門の渦潮の中で、その頬を赤く染めるのです。
(間宮圭次郎)

#697 秋なす
「秋茄子は嫁に食わすな」
美味しいものを嫁に食べさせてなるものか!というこの言葉。茄子王国の新潟でやろうものなら、嫁も黙ってはいないだろう。たちまち、冷戦が熱戦に変わってしまう。そんな茄子王国で愛される茄子とは一体、どんなもの?
「これがないと夏は過ごせんよ」と話す主婦が買った茄子は、丸みがかった珍妙な形。何気なく触ると、トゲが手に刺さってしまう。「原種はトゲがすごいんよ」と笑って話す顔が印象的だ。
「秋茄子は嫁に食わすな」
この言葉も、本来はトゲトゲしい人間関係を避ける処世術を表していたのかもしれない。
(島越翔平)

#699 宮崎牛
「和牛のオリンピック」と呼ばれる大会がある。牧草地を使った100m走や、鋭い角で威嚇し合うレスリングで、和牛界最強のスポーツマンの座を奪い合う、わけではない。生きた牛の体型や、食肉処理した際の肉質を審査する品評会のことだ。5年に一度の祭典が開催されるのは、今年の9月。最注目の選手は、「キメが細かく芳醇な霜降り」を武器に、目下、2大会連覇中の宮崎牛だ。並み居る強豪たちをおさえ、見事3連覇なるか!?さらに、番組で取材した、神戸牛のかわいさに衝撃を受け、「牛絶ち」をしていた間宮Dは、1年ぶりに牛を食べることができるのか!?ぜひ、ご期待ください。
(鴨下満)

プロデューサー

土橋正道

アシスタントプロデューサー

平田早季

ディレクター

細村舞衣
植田裕久
田中由美
河野あや子
橋村知曉
橋本倫 
前夷里枝
徳丸あす香
鴨下満
間宮圭次郎

リサーチ

北口由子

アシスタントディレクター

鴨下満
間宮圭次郎  
島越翔平