BS歴史館 2011年6月放送分
※テレビマンユニオン担当回
#5 6月3日 それはミズーリ号から始まった
日本の運命を変えた2日間
#6 6月10日 モナリザはなぜ海を渡ったのか?
イギリスの歴史家E.H.カーはこう記した。
「歴史とは現在と過去との対話である?」
新番組「BS歴史館」は、「歴史と現在の対話」をテーマにした番組です。
就職難、格差、孤独?現在の日本社会をおおう暗い雲。
われわれは今、羅針盤もなしに荒れ狂う海原を航海しているようなものです。
番組は、日本を元気にする処方箋を求めて、とある歴史の一ページを開きます。
先人たちの声に耳を澄まし、過去と対話してみるためです。
たとえば、弱腰外交を正すために、女帝マリア・テレジアの外交術を!
たとえば、高まる離婚率の原因を求めて、イギリス王室純愛の秘話を!
古今東西、大胆に、柔軟に、非常識に、定説なんて何のその・・・歴史を読み解きます。
そう! 今宵、新しい歴史観の始まりです。
6月3日(金)放送 ※アンコール放送
「それはミズーリ号から始まった 日本の運命を変えた2日間」
<番組内容>
日本の終戦記念日といえば、8月15日。しかし、その半月後にもう一つの「終戦記念日」があります。東京湾上のミズーリ号で降伏文書に署名した9月2日。世界的にはこの日こそが、対日戦勝記念日なのです。敗れて尚、誇りを失わず、戦後外交の出発点としようとする日本。しかしこの日、舞台裏ではアメリカによる「日本直接統治の計画」が密かに進行していました。このままでは日本がアメリカに飲み込まれてる!日本が初めて味わう国家存亡の危機!史上最大の国難に立ち向かった日本人の姿を描きます。
出演 麻木久仁子 森永卓郎 肥後克広ほか
撮影 吉田誠
新垣直哉
D 松川さやか
STD 佐野達也
AD 品川朋彦
リサーチ 冨田紀子
監修 今野勉
6月10日(金)放送
「モナリザは海をなぜ渡ったのか?」
<番組内容>
1962年12月、“一枚の名画”が、芸術の都・パリからアメリカ・ワシントンDCへ密かに送られた。「モナリザ」。“永遠の微笑”をたたえる“世界の恋人”は、このとき史上初めて海を渡り、アメリカで大々的に公開されることになった。だが、そもそもモナリザは“フランスが誇る至宝”。ルーブルから持ち出すことなど“論外”とされてきた。なのに何故、アメリカへ運ばれたのか?実はこれが単なる「文化交流」ではないことが、近年明らかになってきた。
―モナリザが動く時、歴史が動く― モナリザ渡米の真実に迫る!
出演 雨宮塔子 江川卓 シリル・コビーニほか
D 野村明浩
STD 萩原篤
AD 小山慎介
間渕あや
リサーチ 西川アンナ
撮影 加部大輔
AP
久保日見子
P
制作統括
菊池正浩(NEP)
鳥谷部寛巳(NEP)
森博明(NHK)
上田真理子(NHK)