テレビマンユニオン リクルート2020 | TV MAN UNION RECRUIT2020
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寺田 昂平

アシスタント・ディレクター 寺田 昂平

1994年生まれ。2018年テレビマンユニオン参加。
NHK「ドキュメント72時間」、NHK「映像詩 宮沢賢治 銀河への旅」などのADを担当。


そんな予感がする

ロケで車移動している時、運転してくれていたカメラマンが言いました。「俺、この仕事じゃない仕事してるとこ想像できんもんな」。助手席に乗っていた私は「そうですかー」といかにも適当な言葉で返しました。ですが心の中では「俺もそんな感じっすわー」と共感していました。

高校生くらいの時から「生きるとは」という問題が頭をもたげ、そこから派生して存在論や認識論をかじってきました。大学では最終的にドゥルーズの映画論を勉強していました。いろいろ思案し、鬱々とした日々もありましたが、いまでは時間と愛と音楽以外は、くそどうでもいいという気持ちでいます。それだけを考えていたい。でも考えていたらいたで何かをつくりたくなってくる。

なんでこの仕事を選んだのか。私の場合、何かを「つくりたい」という漠とした欲求に、馬鹿正直に従ったからと言うほかないのだと思います。良いライブや良い映画を見た時に湧き上がる「ああー俺もなんかつくらなきゃ」というあの感じを無碍にしないということ。「何を」とか「なんで」とかはもはや二次的なことで、ただただ「つくりたい」というただの欲求。

その「つくりたい」を大切に守っていけそうだったので、この仕事、この組織を選びました(映像が好きだったので映像制作という条件下で)。あえて水を差しますが、「つくりたい」という欲求は別に、全く他の仕事、つまり「俺が想像できんこの仕事じゃない仕事」だったとしてもかなえることは可能です。銀行マンをしながらバンドをしている友達や、派遣社員をやりながら映画を撮っている友達を見ていると、彼らの方が「つくりたい」に忠実なのではないかとさえ思えてきます。

いまの自分の選択をして良かったなと思うことも、やはりあります。「つくりたい」を仕事の中で刺激させられることとか、「つくりたい」を初めからプロの水準で鍛えられるとか。つまり「つくりたい」を理想的に満たすことができるんじゃないかという予感が身近にあることです。欲求を満たせる予感というのは何にもまして高揚感のあるものだし、それがあるから頑張れます。そういう高揚感を時々でも感じられるのは、この仕事、この組織を選んだからこそだと思います。そんな感じです。


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